ご質問への回答

Wakameとは何ですか?

Wakameはネットワーク構成を自動でマネジメントする先進性のあるエンジンであり、それに関するサブプロジェクトを含むプロダクトの総称です。
詳しくは「Wakameについて」をご覧ください。

Wakame EC2とは何ですか?

Wakame Isonoを、EC2というAmazonが運営するクラウド環境に依存させたものです。

何をするためのソフトウェアですか?

システムのスケールアウトを自動化するためのソフトウェアです。 あなたの会社にスケールアウトさせるために雇ったシステム管理者がいるのであれば、彼の代わりに働くことができます。

Wakameはお金がかかりますか?

Wakameのプロダクトを利用するためにかかる費用はありません。 無料であり、無償です。 ただし、以下のものはWakameは準備しませんので、別途調達に費用がかかります。

  • Wakameを動作させるために使うクラウド環境やマシンの費用

Wakameは誰でも利用できますか?

どなたでも自由に利用することができます。

以下の知識や経験があれば、Wakameの学習をする時の役に立ちます。

  • LinuxとWebシステム全般の知識と、メンテナンスの経験
  • Amazon EC2や仮想マシンXenといったクラウド環境の知識
  • Rubyの知識

その他、以下の知識があれば、トラブルシュートも可能になり、さらに良いでしょう。

  • AMQPの知識
  • Amazon EC2 Web APIの知識
  • 秘密鍵暗号の知識


WakameはなぜAMQPを選択したのですか?

AMQPはエンタープライズビジネス向けに設計されたライセンスフリーのプロトコルです。 相互運用性と信頼性が高く、性能について十分な考慮がされた上で標準化がなされています。 AMQPはヘテロジニアスな環境にとても良くマッチします。 Linux、Solaris、Windows、Z/OSなどの上のC、C++、Python、C#、あるいは、他の言語のAPIも提供可能であることから、ヘテロジニアスになりがちなWebシステムの運用ソリューションとして採用する理由にもなりました。

Wakameの機能として何がありますか?

Wakameは大きく3つの機能を提供します。

  1. クラウド環境からリソースの調達
  2. 分散するノード(サーバ)への作業指示
  3. 分散するノード(サーバ)の監視と報告

最初の2つを司るプログラムは、Masterと呼ばれています。 最後の1つは、Agentと呼ばれており、分散されたノード(サーバ)の上にひとつずつ配備されています。

Masterはネットワーク構成の状態をAgentの監視と報告によって全て把握しており、変化する状況に応じてクラウドと連携してネットワーク構成に手を入れていきます。 MasterはAgentを通して作業指示を行います。 これによって、計画通りに、利用するアプリケーション(ロードバランサーやWebサーバなど)の設定を書き換え、ダイナミックにネットワーク構成を変えることができます。

サーバが増強されるまでにどのくらいの時間がかかりますか?

アプリケーションや、クラウド環境の負荷や、提供される機能の性能によって大きく差はあります。 実測では、Amazon EC2を用いて、Webサーバノードが新しく調達されたサーバ上に1つ追加されるまで、たった2分程度で完了しております。

単純計算ですが、1時間で30台分のマシンをネットワーク構成に加えたり減らしたりすることができる計算になります。 少なくとも、人間であるシステム管理者が手作業で全てをまかなうよりは遙かに高速です。

実際にスケールアウトさせるためにどのような作業が必要ですか?

Webシステムに利用するプロダクトの制約を調査し、それに合わせる形でネットワーク構成を変化させるときに必要な設定の変更・反映作業をプログラムで記述していくことになります。 この作業は大変なものですが、一度行ってしまえば、それからは運用中にそのノード数を自由に変更できるようになります。

なお、弊社ですでに検証されているプロダクトは、調査することなく、導入するためのシステムの方だけを調査するだけで、比較的容易に組み込む事が可能です。 この場合でも、最終的な検証は実施してから、リリースすることになります。

以下が弊社ですでに検証されているプロダクトです。一般的なLAMP構成であれば問題ございません。

  • Linux (Ubuntu)
  • Apache 2
    • mod_proxy_barancer
    • mod_passenger
    • mod_perl
    • mod_php
  • MySQL 5

これ以外のプロダクトに対応させたい場合、弊社にて検証作業などを行うことができますのでお気軽にご相談ください。

想定できない突発的なアクセスには対応できますか?

原理的には可能です。

しかしながら現在はあくまでも計画的なスケールアウト向けに調整されています。 何を検知した時に、突発と判断し、どの程度のリソースを確保すべきかが最も難しいポイントです。 この定義はWebシステムそれぞれに固有であり、汎用的な考え方で対応できるものではありません。

キャンペーン向けサイトなどであっても、キャンペーンを打つタイミングやアクセス集中の持続時間などはある程度予測した上で計画的にサーバを増減することは可能であると考えています。 少なくともキャンペーンが落ち着いて来たにもかかわらず、常時マシンリソースを最大に確保しておく必要はありません。

Wakameによって、何のコストがどのくらい削減できますか?

2つあります。

1. マシンリソースの課金を減らせる

常時マシンリソースを確保する必要がありませんので、アクセスが集中しない時間にマシン台数を減らせば、その分課金料は減ります。 積極的にマシンリソースのコントロールをすれば、リソースが解放された分だけコスト削減につながります。

2. リソース確保に伴う作業が無くなり、人件費を減らせる

Wakameが運用に組み込まれると、サーバの増強や削減に伴う作業が実質無くなりますので、人件費分だけコスト削減につながります。

今システムを持っていますが、これにWakameを適用することはできますか?

適用するためには2つの条件を満たす必要があります。

1.Amazon EC2にシステムを移行できる

これは、クラウド環境として現在Amazon EC2を想定しており、これの上でシステムが動作することが前提となっております。 現在動作しているシステムをAmazon EC2上で動作させられるかがキーポイントです。

弊社ではこのような既存システムをAmazon EC2へ移行するノウハウもございますのでお任せください。 おおまかには以下のような手順で進行してまいります。

  1. 既存システムの調査と分析をし、移行計画を立てます
  2. Amazon EC2でのあるべき姿、運用などを決定します
  3. テクノロジセミナー・トレーニングを行い、ご担当いただく技術者が利用できるようにします
2. 利用されるソフトをコントロールするAPIやコマンドがある

オープンソースプロダクトとしてWebサーバであるApacheや、データベースであるMySQLといったものが存在します。 これらは全て自由に書き換えられる設定ファイルが存在しており、APIやコマンドによって外部から再起動などを指示できるような仕組みを持っています。

Wakameはそうした外部からの指示を与えられることを利用して、自動化を実現しているため、これが必須条件になります。

自社の技術者にWakameを使わせることはできますか?

もちろん可能です。

そのためのご支援など必要でしたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。 研修・ワークショップ、導入コンサルティング、アフターサポートなどの各種メニューを用意してございます。

セキュリティ面が不安です

ご安心ください。 安全性を高めるために、電子政府でも推奨されている暗号技術を用いて通信を行っております。 盗聴に強いワンタイムな暗号技術によって、外部からの信頼できないメッセージを識別します。

サポートは受けられますか?

もちろん可能です。

弊社ではWakameはもちろんのこと、サーバメンテナンスに強い技術者が多数在籍しております。 彼ら無しにWakameは誕生しませんでした。

ぜひ弊社までお問い合わせください。 研修・ワークショップ、導入コンサルティング、アフターサポートなどの各種メニューを用意してございます。

他社に似ているプロダクトはありますか?

弊社が把握している中から、代表的なものとして以下の2つを挙げておきます。 どちらも非常にすぐれたサービス・プロダクトです。

Right Scale Vertebra

Wakameの代理店はありますか?

ございません。

日本国内では弊社が開発しております。現在テクノロジサポートを行っていただける優秀な技術者を募集中です。